『営業二課っ!』キャストインタビュー



――収録のご感想をお願いします。

寺島さん:咲坂歩役をやらせていただきました、寺島拓篤です。とても明るいキャラクターで、且つ恋愛に対しての
心情の浮き沈みがしっかりと表れていて、演じていて気持ちが動く作品でした。東條さんを好きな気持ちがすごく伝わってくるので、
表現しやすくて、自然に演じることができました。とても楽しかったです。

新垣さん:東條役をやらせていただきました、新垣樽助です。東條は本当に面白いキャラクターでした。純粋なストーリーの中に
自分のキャラクターがいることで、話をより面白くできるか、壊してしまうか、ギリギリのラインだと思いながら演じていました。
寺島さん:(笑)
新垣さん:結果みんなが楽しめるラインで収まっているといいなと思っています。精一杯やりました。
寺島さん:現場はすごく楽しかったです。
新垣さん:(笑)

――聴きどころは?

寺島さん:原作を読ませていただいて、スタートからエンディングまでの全体の流れの作り方や、動きをつけるのが
とっても上手な作品だなと思いました。心の動きも、絵的な動きも、画面の動きも。それがすごく印象的だったので、
そういう心の動きやアクションがきちんと音で表現できていればいいなと思っています。

新垣さん:印象的なところとしてふっと浮かぶのが、歩のモノローグです。さっき仰っていたように、心の動きをすごく的確に、
きれいに演じていらっしゃるので、聴いていて切なくなりますね。
寺島さん:(とても喜んでいます)「この人が好きだ」。
新垣さん:(笑)。いいシーンだなとか、きれいな心を持っている子だなと思っているのに、東條が「はっはっはっ!」と
ぶち壊しに行く罪悪感(笑)
寺島さん:(笑)
新垣さん:全然察してない感じがね。
寺島さん:そういう人だから好きになったんですよ。
新垣さん:そういうところが面白くもあり、大変でもあったので、ぜひ聴いていただきたいなと思います。


――もしサラリーマンになるなら、どんな部署に勤めたいですか?

寺島さん:知識が全くないんですよね。
新垣さん:うん。僕も会社勤めの経験がないので。
寺島さん:営業二課以外だと、庶務二課ぐらいしか知らないです。
新垣さん:逆に、どこだったら僕を雇ってくれますか?(笑)
寺島さん:(笑)
新垣さん:どこだったら使えそうですか、僕。なんでもやります。一生懸命働きます。
寺島さん:今のスキルがあれば、営業はなにかやれそうなことが。
新垣さん:なんとかね。
寺島さん:ありそうですよね。
新垣さん:喋って仲良くなって。
寺島さん:企画は難しそうです。
新垣さん:企画はやっぱりクリエイティブな方々がいないとダメだと思うんですけど。
寺島さん:そうでそうよね。他に何がありますか? 営業、経理……。
新垣さん:総務とか、何をやる方なんですかね?
寺島さん:そうですよね。総務とか庶務とか、「何?」って。
新垣さん:全部「何?」みたいな。
寺島さん:わからなすぎて(笑)
新垣さん:わらからなくてすみません(笑)

――人事、秘書。

新垣さん:秘書課。
寺島さん:ちょっと自分のスケジュールもままならないので、社長のスケジュール管理とかは無理ですね(笑)
新垣さん:本当ですよね。人事、総務、庶務。庶務と総務って違うんですか?
寺島さん:庶務の方がちょっと言い方が悪いかもしれないですけど、雑用っぽい感じですよね。
新垣さん:雑用っぽい! 何でも屋的な。
寺島さん:社内の蛍光灯替えている印象が一番強いです。
新垣さん:ああ、なるほど。『ショムニ』の影響ですね。

――広報。

寺島さん:広報!
新垣さん:広報、広報。
寺島さん:広報、いいですね。
新垣さん:いいですね。
寺島さん新垣さん:楽しそう!
新垣さん:揃っちゃった(笑)
寺島さん:(笑)。楽しそうだから広報で宜しくお願いします。営業二課の話なのに、営業じゃなくて広報をやりたいです。
新垣さん:広報で。私達は広報でお願いします(笑)
寺島さん:営業が考えたものを頑張って広めます。それにしても、本当に会社のこと知らな過ぎてすみません!

――今までにサラリーマンになろうと思ったことは?

寺島さん新垣さん:ないですね。
寺島さん:楽しいですからね、このお仕事。
新垣さん:はい。
寺島さん:サラリーマンの皆さんにはいつも感謝しています。
新垣さん:本当に。サラリーマンが日本を支えているとね。
寺島さん:サラリーマン大国ですよね、きっと。
新垣さん:日本はね。僕らはその方々なしには生きられない。
寺島さん:そうなんですよ。本当にありがとうございます。

――リスナーさんへのメッセージをお願いします。

寺島さん:原作をご覧になったことがある方も、まだという方も、ぜひぜひ聴いていただきたい1枚になっていると思います。
二人共いい大人なんですけれど、とってもピュアな恋愛をしています。原作の良さを音で表現できるように精一杯頑張りましたので、
このピュアな恋愛を楽しんで聴いて下さい。

新垣さん:仕事をしている時の男の顔と、プライベートになった時の甘える男の心情みたいなものが、初々しくて純粋な恋模様の中に
織り込まれていて、すごく清々しいというか、青春だなと思いました。
寺島さん:そうなんですよね。
新垣さん:社会人のお話なんですけれども、爽やかな作品なので、ぜひぜひ聴いていただきたいなと思います。

「原作読者さんへのメッセージ」は雑誌「drap」(コアマガジン)に掲載予定です。お楽しみに。




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