おすわり、よくできました
最上一暉役 伊東健人さん
支倉秀士役 阿座上洋平さん
左から:最上一暉役 伊東健人さん、支倉秀士役 阿座上洋平さん
――収録のご感想
伊東さん:はじめてのDom/Sub、攻め×攻め!?!?ということで、
わからないことは聞こう!と思いながら臨みましたが、思っていたよりとてもすんなりお話に気持ちを入れることができました。大事なのは結局は愛なんですよね。
阿座上さん:とにかく初めてだらけの収録でした...! お芝居では初共演となる伊東さんがお相手。そして何よりDom/Subという世界観! BL作品に造詣の深いマネージャーに色々と教わりながらチェックさせて頂きましたが、入門編としては最適の作品である事も分かり、同じくDom/Sub作品が初めてだという伊東さんと、楽しく掛け合うことができました。
――演じたキャラクターのご感想
伊東さん:スターで、グイグイ行くタイプだと思っていた自分が、
生物学的にはまさか逆の資質を持っていたなんて……
なかなか切り替えが大変だったと思います。
受け入れて、ちゃんとケジメをつけて、しっかりカッコ良いところはカッコ良いし、パートナーを見つけられて……
良かったねぇええ~(泣)という気持ちです(笑)
阿座上さん:支倉さんはとにかく優しい。優しすぎるんです。最上くんと初めて出会った時は、笑顔を崩さずに言葉でグサグサ刺すようなドS男の印象でしたが、人としても、パートナーとしても、Domとしての立ち回りも、全てが優しい...! その優しさ故に困らせる人もいるのですが...(笑)。二人は出会えてよかった...! 本当に...!
――好きなシーンやセリフは?
伊東さん:ギリギリ、ラブホに連れ込まれるところを逃れるシーン。
助けられるところですね。
僕も読み進めながら、あ~やられちゃうのかな~と思っていたのですが、ちゃんと助かって。
この作品の持つ優しさとか作者の先生の描きたいモノが一気に合点がいったシーンでした。
阿座上さん:最上くんがDomの男に命令され、無理矢理連れ込まれそうになっているところへ支倉さんが駆けつけるシーンです。「お前程度のDomが最上をだけるわけないだろ」というセリフは強キャラ感満載でかっこいいですし、最上くんの事をちゃんと思ってくれている支倉さんの気持ちが表れてて好きでしたね。
――忙しくてもしっかり自炊する最上と、早食いの支倉。ご自身は?(自炊してちゃんと食べる、自炊はしないけどちゃんと食べる、食事が疎かなど)
伊東さん:食事が疎か!!!!!!
美味しいものは勿論好きですが、ないならないでまぁ。。。となってしまいます。良くない。
阿座上さん:どうしてもこれが食べたい! と思ったものはどんな手を使ってでも食べようとする執念がある癖に、めちゃくちゃ早食いで全然味わおうとしないんですよね。もう少しゆっくり食べられるようになりたいものです。ちなみに自炊、滅多にしないです...。なんか、すみません...。
左から:松木 陽役 榊原優希さん、伊丹至・誠役 坂 泰斗さん
――DomとSub、なるならどちらが良いですか?
伊東さん:Domかな。。。相性の良い相手がいれば
命令を強いられるのも意外と苦ではないかも
阿座上さん:命令はされたくないのでDomですかね。ただ命令もしたくないんですよね...。めんどくさいですよね...。なんか、すみません...。ただどちらも実際どんな気分なのかは気になりますね!
――発売を待っている方へのメッセージ
伊東さん:Dom/Subってなぁに??っていう方にも本当にお勧め!
触れやすいし、バイブルにもなるようなさわやかなDom/Sub作品です。是非是非、何度でも楽しんで欲しいです。
よろしくお願いします。
阿座上さん:Dom/Subという世界観を理解するには、まず手にとって欲しいおすすめの作品となっているのですが、最上くんと支倉くんの思いはこのDom/Subという関係性をも越えて深まっていく...というのがこの作品の個人的に好きなポイントです。本当のパートナーとなっていく二人の思いを感じながら、まずは原作、そしてBLCDを楽しんで頂きたいです。