南くんはその声に焦らされたい2
南 理矢役 内田雄馬さん
烏丸幸大役 鈴木崚汰さん
左から:烏丸優希役 小笠原 仁さん、烏丸幸大役 鈴木崚汰さん、南 理矢役 内田雄馬さん、鋼 明虎役 海渡 翼さん
――収録のご感想
内田さん:1巻の発売から短いスパンで2巻を収録させていただけて、とても嬉しかったです。今回は他のキャストとも一緒に録れて、作品の空気感をみんなで作ることができました。南くんにも悩むシーンはありますが、明るいキャラクターなので重くなりすぎず、演じていて自分自身も元気になれるような子だなと改めて思いながら収録させていただきました。
鈴木さん:1巻の時に結ばれて、そこから多少月日が経ってふたりの関係も進んだ上での2巻ということで、1巻にはなかったような爽やかなシーンとか、烏丸が新しい表情を色々と見せてくれたのが印象的でした。収録もすごく賑やかに楽しくやらせてもらいましたし、雄馬さんは面白かったです(笑)
内田さん:いやいやいや(笑)
鈴木さん:めちゃくちゃ面白かったですね。特にアイスを食べるシーン。(CDに収録されているのは)アイスを食べてからセリフを喋りましたけど、最初に録った時は多少食べながら喋っていました。雄馬さんは食べながら喋るだろうなと思ったし、僕もそう思ったので。
内田さん:うん。
鈴木さん:そうしたら「少年っぽすぎる」とリテイクをいただきまして(笑)。食べながらだと少年っぽすぎるから、その少年っぽさを抑えてくれと言われたにも関わらず、雄馬さんは更に食べました。
内田さん:(笑)
鈴木さん:口ぱんぱんにアイスを頬張りながら喋るのが、もう面白くて(笑)。「逆だろう!」って突っ込んじゃいましたね。
内田さん:楽しかったです(笑)
鈴木さん:お話も雄馬さんのお芝居も面白かったですね。
内田さん:ありがとうございます。
――南くんから見た烏丸の良いところ、烏丸から見た南くんの良いところは?
内田さん:烏丸は人に明るく接するタイプではないけれど、その分、結構人を見ていますよね。人と関わろうと一歩踏み出す勇気が足らないことはあっても、人に対する思いやりはあるので、一度懐に入ったり心を開いた相手には、すごく色んなことを考えてくれるんだろうなと思います。南も実は人と距離を取って接するタイプだからこそ、心を開いてくれた烏丸にはなんでも言えたり、真正面から向かっていけるので。烏丸の普段の器の広さを感じちゃいますよね。
鈴木さん:南はその場の空気を読んで行動しちゃうことを気にしているけれど、でもそういう嗅覚は僕はすごく大事なことだと思っています。南に「それは違うだろ」と否定的に思う人もいるだろうけれど、でも彼の人への介入のし方、上手さに幸大も救われている部分もあります。視野を広げてくれるというか、見えなかった景色を見せてくれるみたいなところも良いところですよね。あとはとにかく可愛いです。
内田さん:確かに。
鈴木さん:可愛らしいキャラクターで、すごく愛せるなと思います。
――日々頑張っている南くんと烏丸。ご自身が頑張っているものは?
鈴木さん:我々は減量。
内田さん:減量ですね。今日も(休憩中)どれくらい減量するとか、どれくらいのカロリー設定にするとか話していました。
鈴木さん:盛り上がりました(笑)。頭を使いながら減量しているので、めちゃくちゃ頑張ってます。
内田さん:楽しいですよね、計算するの。
鈴木さん:成分表示見て。
内田さん:「タンパク質がこれで、脂質がこれで~」。
鈴木さん:「だから今日はあと何グラム取れるな~」。
内田さん:「まだいけるな~」。
鈴木さん:みたいなのを頑張ってますよね。僕は時期によってですけど、雄馬さんはライブとか体を絞らなきゃいけない時が頻繁に来るじゃないですか。
内田さん:確かに「ここだ!」っていう時もあるんだけど、そうじゃなくてもやっていないと増量していく一方なので、ストッパーの為の減量(笑)
鈴木さん:(笑)
内田さん:だから年がら年中、減量は意識してる(笑)。簡単に増えてしまうので。
鈴木さん:ご飯美味しいですからね。増やすのが簡単なら、バルクアップの才能があるかも。
内田さん:(笑)。超人のような体を目指して(笑)
鈴木さん:目指したいですよ。
内田さん:ビッグに(笑)
鈴木さん:邁進します(笑)
内田さん:頑張ります(笑)
――発売を待っている方へのメッセージ
内田さん:このシリーズを応援していただき、ありがとうございます。1巻、2巻とふたりの変化もしっかり描かれているので、両方合わせて聴いていただけると、より楽しめるかなと思います。僕らも楽しんで収録しました。皆さんにもたくさん楽しんでいただけると嬉しいです。
鈴木さん:2巻がドラマCDになるのは原作の面白さも勿論ありますが、ファンの皆さんに1巻を楽しんでいただけたからこそ、制作に繋がったと思っています。本当に応援ありがとうございます。烏丸くんの心の内側を更に覗くことになる2巻、そしてまだまだふたりの関係、大学生活が続いていきます。ここからどうなるのか、気になるところです。我々もまた続きをやれたらと思っておりますので、引き続き応援していただけたら幸いです。