『スメルズ ライク グリーン スピリット SIDE A』キャストインタビュー



――収録のご感想をお願いします。

遊佐さん:何役をやっているかも言っちゃいけないよ(笑)
羽多野さん:やばい。キャラの説明自体がネタバレ。
吉野さん:じゃあ俺、スメルズの役で。
羽多野さん:じゃ僕、ライクです。
遊佐さん:俺、グリーン。
松岡さん:僕、スピリットで。
吉野さん:かっこいい(笑)
一同(笑)

松岡さん:三島フトシ役の松岡禎丞です。現場の空気がとてもやりやすい状況でした。
遊佐さん:そうだったかな(笑)。わりとみんなこういう作品だから静かめだったけど。
吉野さん:静かだったよ。
松岡さん:僕的にはそういう静かな感じが好きなので、ありがたい現場でした。

羽多野さん:桐野マコト役、羽多野渉です。ことライクです。メンバーが色んな現場でご一緒する方達だったので、
収録が始まってすぐにスイッチが入りました。緊張感がありつつもテンポがいい作品で、演じていてとても楽しかったです。

吉野さん:夢野タロウ役の吉野裕行です。なかなか子供達も大変だなと思いました。まだどういう風に生きて行くのか
わからない状態で問題を抱えているのを見ていると、大人になったら楽なのにな、と思います。

遊佐さん:グリーン柳田です。
一同(笑)
遊佐さん:雰囲気はいいんですけど、個人的には匙加減が難しい役だったので、気を遣う現場でした。
もうグリーン、ヘトヘトです。
一同(笑)


――ご自身が学生時代、秘密にしていたことは?

吉野さん:(松岡さんに)実はずっと夏服のズボン履いてたとか。
遊佐さん:実は北海道出身じゃなかったとか。
松岡さん:(笑) 
吉野さん:実は「松岡」じゃないとか。
遊佐さん:今までずっと「禎丞」って言ってたけど、禎丞じゃないんですとか。
羽多野さん:じゃあ誰なんですか、今まで一緒に仕事をしてきた人は(笑)
松岡さん:高校時代に放送部の友人がいたんですけど、友人に便乗して放送室に色んな物を持ち込んでいました。
遊佐さん:エロ本?
松岡さん:違います(笑)
遊佐さん:エロ本じゃないなら、なに持ち込むの?
吉野さん:エロ漫画ですよ。
松岡さん:(笑)

羽多野さん:私、松岡くんと同級生ではありませんが、放送部でございました。
吉野さん遊佐さん:あら。
羽多野さん:放送部の部室を私物化致しまして、「ダンスダンスレボリューション」をやっておりました。
松岡さん:(笑)
吉野さん:あんたも同じようなことをやってたのか。
羽多野さん:本当に申し訳ないと思います。
遊佐さん:「ご機嫌なナンバーをお届けします」って、自分がやってるだけなんだ。
吉野さん:自分がご機嫌なだけだ(笑)
羽多野さん:ちょうど流行ったんですよ。ゲームセンターにもあったんですけど、家庭用のマットも売っていて、
それを誰かが放送室に持ち込みました。モニターも、音響も使って、完全に私物化でしたね。
松岡さん:ダンス部みたいになっていたんですね。
羽多野さん:すぐ隣の生徒会室とは小窓で繋がっていたんですけど、生徒会の権力を以ってしても
放送部の力には勝てない。闇の権力争いがありました。
遊佐さん:色々発表されちゃうから(笑)
羽多野さん:そうなんですよ。「放送部にそんな態度取るの?」みたいなね。
遊佐さん:「小窓から見えている生徒会室の色々を放送しちゃうぜ」って。
羽多野さん:(笑)
吉野さん:悪いマスコミですよ。
遊佐さん:「生徒会長と書記のあいつが……」。
羽多野さん:「実は裏で……」。
吉野さん:リークしちゃう。
松岡さん:完全に脅しですよ。
羽多野さん:こうやって社会の縮図を勉強させていただきました。

吉野さん:自転車通学OKじゃないけど、自転車通学してたかな。
羽多野さん:(笑)
吉野さん:学校からある程度の距離がある人は自転車通学OKで、僕の家からもう数十メートルくらい先なら
OKだったんですよ。ぎりぎり俺ダメじゃん、という位置だったから、勝手に自転車で行って近所のスーパーに停めていました。
羽多野さん:学校まで行けないから。
吉野さん:そうそう。

遊佐さん:秘密はないな。
羽多野さん:清廉潔白みたいな。
吉野さん:秘密の塊みたいな人じゃないですか(笑)
遊佐さん:昼休みに毎日トランプをしていました。
羽多野さん:可愛い(笑)
吉野さん:それは別にいいんじゃないですか?
羽多野さん:昼休みですから。
遊佐さん:ダメだったんだって。ダメだっていうのが随分後になってからわかった。なぜなら取り上げられたから。
吉野さん:校則違反ならそうなりますね。
遊佐さん:校則に書いてあったかな。トランプ持って来ちゃダメとは書いてなかった気がするんだけど。
吉野さん:遊び道具は持って来ちゃダメですよ。
遊佐さん:未だ返してもらってないです。○田先生に未だ返してもらってないです。
松岡さん:柳田先生ではないんだ。
吉野さん:探しましょう、番組で。
羽多野さん:番組で行きましょう。
吉野さん:○田先生からトランプを。
羽多野さん:「○田先生、トランプなんですけど、そろそろ……」って。
遊佐さん:返してもらえるかな。うちには1個しかなかったんだ。
一同(笑)
吉野さん:じゃあ返してもらわないとね。
羽多野さん:悲しい話になってきた。
遊佐さん:今はもう買えるからね。トランプ2個買えるもん。
吉野さん:贅沢ですね。
遊佐さん:今の収入なら2個は買える。3個は買えない。
吉野さん:2個買えれば充分ですよ。
遊佐さん:収入の秘密を明かしてしまいました(笑)
羽多野さん:(笑)

――リスナーさんへのメッセージ

松岡さん:今回『SIDE A』ということで前半戦が終了したわけなんですが、柳田先生がアウチなところで終わってしまい、
すごく先が気になります。次巻も楽しみに待っていていただけたら我々の力になりますので、
ぜひ応援をよろしくお願いしますと言いたい! ありがとうございました。

羽多野さん:原作を読む前に台本から読み進めて、クールな役どころで物言いがはっきりしている
キャラクターなのかなと思っていたら、途中から「あれ? あれ? この人もしかして……」という展開でした。
ストーリーは緩急があって、桐野のテンションもロートーンの時もあればハイになるところもあって、とても楽しく
演じさせていただきました。原作は『SIDE A』だけを読んで収録に臨んだので、自分自身でも早く続きのストーリーが知りたくて、
早く続きを録りたくて、ドキドキしています。ぜひ皆さん応援して下さい。ありがとうございました。

吉野さん:この作品は、ちょっと不思議な香りがする作品です。CD化されてもその要素は残っているんじゃないかと
思いますので、皆さん聴いてみませんか? 聴いて、楽しんでいただけたらなと思います。

遊佐さん:グリーンです。
一同(笑)
吉野さん:初志貫徹。
羽多野さん:すごいな。
遊佐さん:この作品は色んな登場人物が出てきて、それぞれ人には言えない色んな想いを心に抱えていますし、
そういったものが訥々と語られたり、逆に意図的に語られなかったりしています。柳田先生がどう聴こえているのかというのも
非常に気になるところですので、じっくりと最後まで聴き届けていただけるとありがたいなと思います。




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