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『アホエロ』 メインキャストインタビュー |
インタビュー 1 2 3 |
--自分もしくは相手をアホだなと思ったエピソード |
村瀬さん: 相手のことの方が言いやすいかもね。 八代さん: なぜ? なぜ? 村瀬さん: そっちのが言いやすい。 八代さん: じゃあ言って下さい。 僕がアホだと思うこと。 村瀬さん: ん〜、先にどうぞ。 八代さん: いやいやいや(笑) 後輩から先に言うのは無理です。 村瀬さん: わかった、じゃあ先に言う(笑) 彼はすごく真面目なんですよ、見た目に反して。 八代さん: (笑) 村瀬さん: 最初に会った時、チャラそうだなとか、絶対元ヤンだろうなって思ったんですけど、全然そんなことはなくて本当に純朴なんです。 でも彼、耳がついてるはずなんですけど、たまについてない時があるみたいで、人が言ったことに「えっ? えっ?」となる時が5回に1回くらいあって。 八代さん: はい……。 村瀬さん: あんまり僕に興味がないのかな。 八代さん: 違う! 違う! 村瀬さん: そういうところはちょっとアホなのかなって。 でも、そこもチャームポイントなのかなと思ったりしますね。 八代さん: 違うんですよ。 それに関しては、僕同時に二つのことができないんで……。 村瀬さん: あはは(笑) 八代さん: 思考している時に何かが耳に入ってくると、普通は「はっ!」って気づくんですけど、僕は通り過ぎてしまうんです。 村瀬さん: 反応しなきゃとは思ってるんだよね。 八代さん: はい。 村瀬さん: だから「はい」って返事はするんだけど、その後で「なんでしたっけ」って言うから、そういうのがアホに見えるなと思って(笑) 八代さん: そうですね(苦笑) 村瀬さんは全然アホなところがないですね。 村瀬さん: 強いて挙げるなら? 1個でもいいよ、1個でも。 八代さん: いや、もうホント完璧なので。 村瀬さん: (先輩からのプレッシャー)挙げろよ!(笑) 八代さん: (笑) すごく頭の回転が速いし、僕ではその速度では辿り着けないというようなところまでパっと行けてしまう瞬発力もあるんですけど、たまに行く方向が「ん?」という方向だったりして。 『アホエロ』の中西と竹朗の手に顔をというシーンで、村瀬さんはずっと自分で両手をこうして顎を乗せているって解釈してたんですよ。 [村瀬さんが解釈した中西家] [原作コミックスの中西家] [シナリオの中西家] 村瀬さん: そうなんですよ(笑) 八代さん: 原作の漫画を読む前に台本で字面を見て、そこに思い至ったみたいで。 村瀬さん: 中西家ではこれが普通なのかな、みたいな(笑) 八代さん: 絵がないとはいえ、この状況だと何かおかしいと思うわけじゃないですか。 でも一度思い至るとおかしいと思わず「中西家すげ〜っ」となるところは、先輩だけどめちゃめちゃアホだなと思います。 村瀬さん: それは否定できないですね。 たまに常軌を逸してる考え方をしちゃう時があるんで。 八代さん: ちょっと人とは違う発想があるんですよね(笑) 村瀬さん: 良かった、それが許される職業で。 八代さん: 確かに。 |
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