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『ワンダー・ボーダー』 メインキャストインタビュー |
インタビュー 1 2 3 |
--相手キャラについて思うことは? |
佐藤さん: 和秋はぱっと見何を考えているかわからないし、危なっかしいやつだなと思うんです。 優しいんだけど、普段の思考が読めないし。 ただ一つ言えることは、何をするにしても一緒に過ごしている時間が心地いい。 食べ物もそうだし、二人で愛し合っている時間もそうだし、言葉じゃ上手く表せないんですけど、敢えて言うなら絶妙に相性がいい。 それが危なっかしさを覆す程の、もうこいつじゃなきゃダメだ、みたいな気持ちにさせられる和秋の魅力なのかな。 ずるいなと常々思っています(笑) 小野さん: (和秋は洋春を)動物的な直観で好きなのかな、という感じがありますね。 佐藤さん: そうなっちゃうよね。 小野さん: スタートから、触れてみてふわふわで可愛いとか、雰囲気全体から入っているので。 僕から見てもそばかすがチャーミングですね。 ――BL作品でそばかすは珍しいです。 佐藤さん: そばかすキャラは俺もあんまりないですね。 小野さん: 好きなものに正直なところがいいなと思います。 オムライスを作ってあげて「おいしい」って言って食べてくれるのはすごく嬉しいです。 あとはこのコマ(※1)でオムライスが大きいことにハートマークが出ちゃったりしているような可愛いところにも惹かれたのかなと思います。 ※1 「Border01」 佐藤さん: (夏朗さんは)辛い過去から救い出してくれた人ですし、何より和秋にはない包容力がありますよね。 自分が何に躓いたとしても、大丈夫だよと手を差し伸べてくれて、細々としたことは訊かずにただ愛情で包んでくれる。 だからずっと傍にいたかった和秋と離れた後、夏朗さんといよう、夏朗さんと過ごしていればきっと何かが変われると希望を持てたと思うし、洋春が夏朗さんに求めたものも、そういったところだと思います。 夏朗さんは洋春くんの隙間を埋めてくれた人なんですよね。 それが魅力だと言い切ってしまうとどうかというところはあるんですが、大人の包容力が彼の魅力だと思います。 新垣さん: 夏朗から見た洋春は年下なので、放っておけない感じというのが出会った頃からずっと続いていると思うんです。 守ってあげたいというのが根底にあって、その中で接しているうちにどんどんどんどん愛着が湧いて、愛情が湧いて、徐々に離れられなくなっていった部分が強いのかなって。 青春している恋愛とはちょっと違う、一緒にいることへの安心感がコミックスの初めの部分(※2)のギャップになっていて、既にもう溝ができていたのかな、みたいな。 がっつり恋愛したい20代の子と、もう一緒にいるだけで僕はすごく幸せだよ、と言っている少し歳を重ねた人の恋愛観のギャップがあって、だから夏朗と洋春では「好き」の種類がちょっと違うのかなと思います。 ※2 「Border01」 |
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