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『ただれた恋にはいたしません!』 メインキャストインタビュー |
インタビュー 1 2 3 |
--虫が色々出てきたこの作品。虫は好きですか? |
野上さん: 田舎出身だからといって、必ずしも虫を殺れるわけではないんですよ! ゴキブリくらいなら平気ですけど。 白井さん: じゃあ逆に何だったらダメなの。 野上さん: トラウマが1個あって、高良に一番共感できたのが蛾! 白井さん: あ〜。 野上さん: 幼稚園の頃、団地に住んでいて、その団地の真ん中に小さい公園みたいな場所があったんです。 団地の子供達がみんなで遊べるようにって。 そこでお友達と遊んで、家に帰って、用心の為にいつも鍵を掛けていたからチャイムを押して母に開けてもらおうとしたら、チャイムの横に蛾がいたんですよ。 成人男性の手のひら×2くらいの大きさ。 片翅が手のひらくらい。 白井さん: モスラだ。 野上さん: 今日虫のシーンでやったリアクションは、あの時の思い出を大袈裟にしたものです。 「うっ」って息が止まります。 それ以来チョウチョは嫌いですね。 白井さん: でも手のひら2つ分は嘘だよ。 野上さん: 本当です。 白井さん: (自分が)小さかったからそう見えただけ。 野上さん: 現実にはそうだったのかもしれないけど、僕にはそれくらいに見えた! 白井さん: なるほどね。 野上さん: 白井さんの好きな緑色のボディしてましたよ。 緑に黄色とオレンジの斑点みたいなのがあって。 でかい蛾って触角にふさふさしたのが見えるんですね。 白井さん: 見える見える。 野上さん: 思い出しただけで鳥肌が立つ。 白井さん: けっこうキレイじゃない? 野上さん: エメラルドグリーンだったら美しいけど、ドブみたいな色でしたよ。 白井さん: そっか……。 でも日本だけだよ、蛾とチョウチョを区別してるの。 海外では一緒よ。 野上さん: そうなんですか? 白井さん: らしいですよ(笑) 野上さん: にわかじゃないですか(笑) 白井さん: 呼び名は一緒らしいです(笑) 僕は逆にゴキブリがあまり得意じゃないです。 というのも、長野にはゴキブリが出ないんですよ。 野上さん: え? 白井さん: 僕が住んでいた地域では出なかったですね。 標高が高いのと、年中涼しいのもあって、日本では北海道と長野近辺は比較的ゴキブリが出ないって言われてて。 野上さん: そうなんですか。 白井さん: なので僕は東京に来てから初めて「はじめまして」して、本当に驚きました。 それまで見たことなかったんで、現物を。悲鳴は上げなかったけど、心の中では叫んでたくらいびっくりしました。 野上さん: ゴキブリってなんであんなにみんなから恐れられるんですかね? 僕も見ると「おぅっ!」ってなりますけど、他の虫と何が違うんですか? 動き? 白井さん: あれは遺伝子的にもう。 野上さん: DNAから? 白井さん: 人になる前の我々は、ゴキブリに虐げられていた歴史があるんです。 野上さん: 先祖の先祖の先祖くらいに。 白井さん: 先祖の生き物の記憶が脳裏にこびりついているんですよ。 野上さん: 真顔で嘘つくんですね(笑) 白井さん: いやいやいや(笑) 嘘とは限らない。 野上さん: 一説としてはあるかもしれない(笑) 白井説(笑)。 白井さん: 他の動物には何も思わないのに、虫全体は苦手な人が多いじゃないですか。 不思議な話ですよね。 野上さん: そうですね。 白井さん: とはいえ僕はイナゴは食べていましたけど。 やっぱり長野なんで。 野上さん: 本当に食べるんですか? 白井さん: 食べるさ。 野上さん: 食卓に並ぶんですか? ご飯、みそ汁、イナゴって? 白井さん: ありますよ。 野上さん: ご飯、みそ汁、イナゴ、ハンバーグ……。 白井さん: 特にお婆ちゃんの家に行った時は出ますし、恭平くんと同じように僕も小さい頃はイナゴを捕りに行って、茹でて、ギザギザした脚を取って、佃煮にして食べていました。 野上さん: だから原作のイラストでもそうだったんですね。 食べるシーンで、なんで脚を描いてないんだろう、ちょっとマイルドにしてくれてるのかなと思ってたんですけど、本当に取ってるんだ。 白井さん: ギザギザしている部分は口の中で引っかかっちゃうから、取ることが多いですね。 うちはそうでした。 野上さん: 本当にエビみたいな味がするんですか? 白井さん: しないと思いますよ(笑) 味自体は佃煮の味だから。 野上さん: そっか、しっかり味はついているのか。 白井さん: 触感はエビっぽさはあるかもしれない。 殻のイメージですね。 |
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