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『音恐怪話 BEYOND』 キャストインタビュー |
インタビュー 1 2 3 |
--オススメのホラー作品、記憶に残っているホラー作品は? |
鈴村さん: 当然ないです(笑) 櫻井さん: (笑) 鈴村さん: ホラーは全然見ない。 『バタリアン』はホラー? 櫻井さん: 一応ホラーかな。 鈴村さん: 子供の頃に見た『バタリアン』は恐かった。 恐いと思わないわけじゃないんですよ、僕も。 『バタリアン』はちょっと変なリアリティがあったんですよ。 僕は元々リアリティのあるものに恐さを覚えるタイプで、本当にいそうというのが恐いんです。 『バタリアン』は荒唐無稽なようでいて、ああでも実際にいそうだなと子供ながらに感じました。 まあ大人になって見たら本当に荒唐無稽すぎて、実際にはないのがよくわかる作品なんですけど(笑) ホラーにしてはちょっとコメディな感じで。 櫻井さん: ベースはゾンビで、人の脳ミソを食べたいとか、不死とか。 そこに宇宙要素が加わった。 あと、「オバンバ」がキャラクター化されたり、「オバンバ」と『バタリアン』で「オバタリアン」という言葉が生まれたり。 鈴村さん: 社会現象になったもんね。 櫻井さん: ちょっとコメディっぽいブラックだよね。 鈴村さん: そのブラックさが当時は恐かった覚えがあります。 櫻井さん: やっぱり日本の作品が恐いんじゃないでしょうか。 鈴村さん: うちのお母ちゃんも「本当に恐いのはね、日本のやつよ」って言ってた。 櫻井さん: 今は一概には言えないんですけど、欧米といえば『スクリーム』とか『ラストサマー』とか、急に何かが出てきてびっくりさせる、お化け屋敷的な作品が多かったんです。 その後のものも、ちょっと派手な血の描写があって、人が死んでいくような作り方、見せ方をしている映画が多くて。 日本のものはもっと情念に訴えかける、想像で恐怖させたり、髪を洗っている時に後ろに誰かいたら嫌だなとか、鏡の向こうに誰かが映っていたら嫌だなとか、深層心理に訴えかける恐さなので、日本人には和風のホラーがいいんじゃないかと思います。 わかりやすいところだと『呪怨』とかですね。 俺が好きなのは『女優霊』です。 鈴村さん: ああ、聞いたことある。 櫻井さん: 『リング』を作った人達の作品で、『リング』の作り方のベースにもなっていて、結構恐いです。 |
--リスナーさんへのメッセージ |
櫻井さん: 「ひゅ〜どろどろ〜」「きゃ〜」「なんでお前が」「そんなバカな。お前は……」という感じの作品です。 鈴村さん: そうだね(笑) 櫻井さん: あなたのすぐ傍で大変なことが起こるので、ドキドキしながら聴いて下さい。 鈴村さん: 部屋を真っ暗にして、ヘッドフォンで聴かないとだいぶ損します。 夜中の2時辺りに聴くと怖さが倍増しますね。 ぜひ聴いて下さい。 |
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