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『魔法☆中年 おじまじょ5〜おじまじょ5、秘密の特訓(前編)〜』 キャストインタビュー1 |
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--おじさんの魅力、長所だと思うところは? |
中田さん: 若い時はどうしても好みが偏って、自己中心的で他人を受け入れる余裕がなくて、物事に突っかかったり、自分が正義で自分を中心に回っているみたいなところがありますよね。 僕もそうでした。 でもそれは良くも悪くも大事なことだと。 でも、歳を取れば清も濁も認めて飲み込んで、その上で自由にできるようになれるから、僕の実感としては歳を取るのも楽しいですね。 皆さんも30代、40代になってもまだ欲望に苦しんだり戦ったりしなきゃいけないんだけれども、その上でそれを解脱して自由になれる時があるというのが、大人の楽しみなんじゃないでしょうかね。 中井さん: 僕は年齢的には充分おじさんなんですけど、おじさんの良さを実感するまでには至ってないんですよね。 おじさん初心者というか。 松本さん: (笑) こおろぎさん: おじさん初心者(笑) 中井さん: おじさんは肉体的なデメリットばかり目立って、あんまりいいことないなと思っているんですけど、僕より年上の方々のいいなと思うところを考えると、慈愛の心みたいな、損得勘定なしで下の者を可愛がって下さるところがあるんだなと感じることが多々あります。 僕も本格的におじさまになって行くに従って、そういうものを身につけられたらいいなと思っています。 松本さん: おじさんおじさんと言っていても、自分ではいつからおじさんになったのかという線引きが明確じゃないんですよね。 ある時突然小さい子から「おじさん」と言われて、その時に初めておじさんに見えるようになったのかな、とか。 時々どこかのお母さんに「おそこのおじちゃん見てるわよ」って言われたり。 見てないんですけどね(笑) 一同: (笑) 松本さん: そんなところから始まって、気がつけば自分の周りに年下が増えて、その辺りで自覚したような気がします。 じゃあ何か変わったのかというと、そうでもなくて、だからよく言われるメリットデメリットという考え方も、あんまりしたことがないですね。 歳を取った分経験を積んだり、多少なりとも何かのスキルが上がっていたり、ノウハウを持つに至ったりしているのであれば、おじさんと呼ばれる人達が前向きになったら、きっととてもすごいことができるんじゃないかな、という気がしています。 石田さん: 正直自分もおじさんではありますが、おじさんに魅力があるのかどうかはいまいち分からないですね。 ちょっと変な見方ですけど、この作品のように女装してパフォーマンスなりバカをするのに、高校生、大学生くらいだと「バカやってんな」と仲間から笑われて、「えへへ、バカだろ」と返して、お互いにそれが笑いになるのが若さだとすると、会社の忘年会とかでわりと偉いポジションまで登りつめた年代のおじさん達が、「今年の余興はAKBやっちゃおうか!」とあんな衣装で若い社員の目の前に出たりすると、大学生同士のように、「バカだな、お前」とはならないんですよ。 「あ……ははは……」とちょっと乾いた笑いで拍手が起きる。 素直に突っ込んでももらえないし、「なんだよ、あれ」と直接言われもしない。 内心「酷いな」と思っている人がいても、その場で言わさないだけの社会的なポジションを持っている強み、それがおじさんの魅力……魅力? 一同: (笑) 石田さん: おじさんのパワーなんじゃないかな。 松本さん: その偉いポジションがない場合は悲惨だね(笑) 石田さん: そうですね(笑) イケてるおじさんでいるためには、そういうポジションに登りつめなければダメだということですよ。 一同: (笑) 中井さん: 結論が……(笑) 松本さん: 厳しい(笑) 石田さん: おじさん的な年齢になってもそのポジションにいられないのは、ちょっと残念なんだと思います。 こおろぎさん: 一緒にいて安心できるのが、おじさんの大好きなところです。 そしてどのおじさんも経験が豊富だと思うので、人生相談ができるとか、話を聞いてもらいたいと思うのはいつもおじさんです。 そしてお腹が出ていて可愛い。 |
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