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ﾒｲﾝｷｬｽﾄｲﾝﾀﾋﾞｭｰ
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志方文明 役 佐藤さん
ほぼ二人の掛け合いでこんなにいっぱい喋ったのは初めてに近いです｡
しかも純粋な恋愛のお話ということで､すごく楽しくやらせていただけて､爽快な気分で収録を終えております｡
ありがとうございました｡
佐藤さん：
小林さんが初めてということを､収録の後に知りまして(笑)
小林さん：
(笑)
佐藤さん：
なんでしょう､一気にこう責任感みたいなものが湧いてきました(笑)
終わった後に知ってしまったが為に､もっとこうよりよく包み込んで､導いて差し上げられなかったかしら､と思ったんですけれども｡
小林さん：
いやいやいやいや｡
そんなことないです｡
佐藤さん：
(小林さんは)穂木くんにぴったりだったんじゃないですかね｡
初々しいというか､あどけない感じのお芝居が素敵だったので､やらせていただいて僕も楽しかったです｡
台本を読んだ時に､穂木くんは男の子なんですけれども､考え方が女の子に近いなというのを感じていて､そういう部分は自分の中にはないものでもあったので､それをどうやって演じようかずっと考えて収録に臨みました｡ あんまり押しが強くないとか､自分一人で色々考えちゃってどんどん不安になっていくみたいなところが､志方からすると放っておけなかったり､可愛い奴だと思ったりするのかなと思いながら､台本を読んでいました｡
佐藤さん：
(志方は)穂木くんと同い年なのに大人びていて､原作でもすごくｽﾄｲｯｸな描かれ方をしていたので､それがより彼を大人たらしめているなと思いました｡
二人のお付き合いが長い分､どこか熟年夫婦のような安定感と､長く付き合ってきたからなりの脆さみたいなものもあって､彼も一見なんでもできそうなんですけど､言わなくてもわかるだろ的なところがあるのは､やっぱり男の子だな､男っぽいな､そこがぱっと見ﾎﾟｰｶｰﾌｪｲｽな彼の弱点というか､可愛いところなのかなと感じました｡
ただﾀｲﾄﾙにあるように｢好きで､好きで｣の二人なのに､志方くんがじっと耐える人だったので､好きな気持ちを溢れさせないように我慢するのが大変でした(笑)いつ惚れたんですか?
小林さん：
(笑)
佐藤さん：
大変でしたが､少ない言葉に込めるのも愛だと思いましたね｡
小林さん：
志方は今(佐藤さんが)仰ったように､言わずともわかるだろうっていうｽﾀﾝｽなんです｡
でもたまに本音を言ってくれた時はそのｷﾞｬｯﾌﾟに､隣で聴いていても｢嬉しいかも!｣と感じてしまいました｡
言葉少なだからこそ､たまに見せる優しさが､余計沁みてくるんだろうなと思います｡
佐藤さん：
いい意味で好きになった時のすごくﾋﾟｭｱな気持ちを持ち続けているので､今回は仕事のこととか我孫子さんのこととかでちょっとすれ違いがありましたけど､そういう時に好きになり始めた最初の頃の気持ちを想い出させてくれる人だなと､穂木くんには感じていました｡
たぶんこのｶｯﾌﾟﾙは一見志方さんがｲﾆｼｱﾁﾌﾞを取っているようで､実はそこを常に穂木くんが支えてくれているんだろうなと思っていて､すごく持ちつ持たれつないいｶｯﾌﾟﾙなんじゃないでしょうか｡
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