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『元ヤンパパ と ヒツジ先生』
メインキャストインタビュー
 
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--演じたキャラクターの好きなところ、キャラクターに対して想うことは?
 
山下さん
優しくて、迷っても人のせいにしない強さがあるところです。
全部自分で受け止め過ぎてしまって「あわわわわ」となっても、そこで誰かを困らせたりしないのは、できた大人だなと思います。
「優しいは強い」です。
ふんわり可愛く描かれていても、28歳という設定に違わぬ、ちゃんと物事に向き合って考える自立心がある大人の男性で、そのギャップがすごくいいなと。
あとは面倒見がいい。
モテる要素をいっぱい持っていますね。
料理ができて、洗濯もできる、そういうママみがあるのも彼の魅力かなと思いました。


日野さん
器用ながらも自分で前を向いて進んで行こうと健気に努力する一面と、日辻からカミングアウトされたことに対して、堂々と真正面から受け止めつつ、日辻を優しく包み込んでケアしてあげる男らしい一面もあって、僕的にはなんで離婚したんだろうと思っちゃうくらいいい男なんですけど。

天アさん
つらい……。

山下さん
紗枝さん……。

日野さん
子供も大好きで、イケメンで、昔ちょっとワルやってましたみたいなところが、またかっこいいじゃないですか。
非の打ちどころがない男ですね。


天アさん
家庭環境もあって、きっと色んな感情を表に出さずに抱え込んでいただろうから、小学2年生でヒツジ先生に出会えてとても良かったなと思います。
でも日向くんだったらグレたりはしないのかなという気もしていて。

日野さん
お父さんの血も引いてるぞ。中学生くらいから急に。

山下さん
「おい親父!」って。

天アさん
(笑)

日野さん
「うっせーな!」って。

天アさん
ヤンキーの気質が(笑)

山下さん
「日向ーっ!」。

天アさん
「うっせー! 親父」。

山下さん
僕は「先公」って呼ばれるんだ……。

天アさん
(笑)
子供は何も考えていないようで、意外と大人の機微を察知していたりすることもあるので、その辺りも聡い子です。
エビフライを見つけたシーンで、好きな食べ物を聞かれて、気を遣って「煮物」と言ったり、でもやっぱり「エビフライ」とも答えちゃうピュアなところもあります。
いい意味でも悪い意味でも空気を読める子だから、本当にヒツジ先生が日向くんの前に現れて良かったなと思います。
後半に行けば行くほど心を開いて行く日向くんが僕はすごく愛おしくて、演じていても楽しかったですね。
 
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元ヤンパパ と ヒツジ先生
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