Interview

インタビュー

みだらな猫は吐息にとろける

三池悠一(ミケちゃん)役 斉藤壮馬さん 天野 陸役 中島ヨシキさん
「みだらな猫は吐息にとろける」収録写真1
左から:三池悠一(ミケちゃん)役 斉藤壮馬さん、天野 陸役 中島ヨシキさん
――収録のご感想
斉藤さん:ありがたいことにCDとしては3作目。今回はどんなストーリーになるのかなと思っていたのですが、まさかまさかのというより必然で昔の男の佐久間隆人さんが現れ、掻き乱されるミケちゃんと天野くんでございました。ただ、どちらかというと天野くんが振り回されていて、ミケちゃんは気持ちとしては天野にしか向いていないのにその天野に振り回される、そのすれ違いが歯痒くもあり、キュンとさせられるところでもあります。クライマックスに向けてミケちゃんと天野の気持ちが繋がっていくところにカタルシスをすごく感じて、感情移入しながら収録を終えました。楽しかったです。
中島さん:まず3作目というのがとてもおっきいなって。3作続けてこられたのは、応援していただいていたからこそだと思います。天野的には、ちょっと大人っぽいところがあるってミケちゃんが本編で言っていましたけど、まだまだ精神的には未熟なところもあって、本当は年上のミケちゃんに甘えたいんだろうなと感じるストーリーでした。別に無理して大人っぽくしているわけじゃないんだけど、なんとなく精神が落ち着いている感じに見えて、でも実はそうでもないからこそ、ちょっとしたことですれ違いが起こるんだというのをすごく感じました。これを機に天野はまたちょっと成長するんじゃないかなと思っています。成長して欲しいです。
斉藤さん:(笑)
――好きなシーンは?
斉藤さん:僕はやっぱり(第5話の)ミケちゃんが、天野が今は自分を好きって言ってくれていても、また離れていってしまうのではないか、別の人と結婚してしまうのではないかと話しているところです。自分も昔、恋愛というより人に対してそういう気持ちを抱きがちな時期があったので、ミケちゃんはずっとそれが不安で、でも天野のことが好きだから逆に言えなかったんだなというのが感覚として理解できたから、そこが一番ぐっときました。
中島さん:僕は佐久間隆人さんが初めて天野と出会うというか、街の人達を次々と助けていくシーンがすごく好きです。結末を知っているからというのもあるんですけど、ずーっと顔が胡散臭いんですよね(笑)
斉藤さん:確かに。間違いない。
中島さん:糸目でニコニコしながらおばあちゃんを助けたりとか。でもあれ、悪意ゼロですからね。
斉藤さん:そこに関してはね。
中島さん:困っている人を助けているだけなのに、怪しい感じや、絶対なんかあるじゃんっていうのを匂わせつつ出てくるのが印象的でした。あと天野の「スーパーマンかよ」ってセリフが、マジでスーパーマン以外形容しがたい光景だったんだろうなって思うと面白くて好きでした。
――必要なわけではないのに、なぜか引っ越しても引っ越しても新居に持って行ってしまうものは?
中島さん:引っ越しの度に結構入れ替えちゃう……。
斉藤さん:明確にこれを連れて行こうじゃなくて、なんか捨てられないんだよな、みたいなもの……? 僕はもう充電器も失くしちゃってる昔の携帯電話。
中島さん:電源の入れようもない。
斉藤さん:そうそう。バッテリーも切れちゃってて充電できないスマホとか、そういうのを持ってっちゃうかな。ガラケーもあるかもしれない。大学1年で上京した時、まだガラケーだったんですよ。それはまだ持ってるかも。
中島さん:僕もあると思う。
斉藤さん:ガラケーはもしもう一度充電できるなら、見たいデータがいっぱい残ってるはずなんですよ。中学時代に友達と毎日詩を書いて送り合っていて、自分の書いたものは大したことなかったけど、友達がめちゃくちゃいいのを書いてて。今でも覚えてるのがいくつかあるくらい。
中島さん:へー。
斉藤さん:中学生当時はいつでも見られると思ってPCに保存してなかったから、それをもう1回見たくて。あの頃の思い出をもう一度味わいたいって気持ちで、引っ越しの度に持ってっちゃうのかもしれないですね。
中島さん:一人暮らしを始めてからずっと置いてあるタオルはありますね。
斉藤さん:なんか生き残るやつね。
中島さん:タオルも入れ替えてるはずなんですよ。何ヵ月に1回とか、ちょっと汚れてきたなってなると新しいのを買って、古いのは捨ててるはずだし。本当は1クールに1回くらい買い替えた方がいいってテレビで見たことあるんですけど、10年選手はいますね。なんでだろう……。拭きも悪いのに……。
斉藤さん:セレクションに残るやついるよね。
中島さん:いるいる。実家にもやっぱりあるもんね。
斉藤さん:これまだあるんだ、みたいな(笑)
中島さん:実家にありがちな謎の花柄とか。普通に捨てればいいのにな。特に思い入れがあるわけでもないですけど、引っ越し先に連れてっちゃって、なんでか生き残っているのは確かにいますね。
――発売を待っている方へのメッセージ
斉藤さん:今回もなかなかに不器用な二人の物語です。そして佐久間兄の強烈なインパクトもさることながら、弟あっくんもまあまあやばいぞという……。
中島さん:(笑)
斉藤さん:原作のエッセンスを音声でもお届けできるように全力で収録致しましたので、ぜひ原作と合わせて楽しんでいただきたいです。4作目でまたお会いしましょう。よろしくお願いします。
中島さん:いつも応援ありがとうございます。今回の話を読んだのは勿論なんですけど、先走って4巻も読んじゃって……。
斉藤さん:なんで休憩中に買ったんだろうね、僕らは。
中島さん:電子でね。
斉藤さん:便利な世の中。
中島さん:ほんとに。すぐ買えるというのもあってちょっと4巻を読んでしまったら、今回の話でぐっと絆が深まった二人のその後の話も演じ手としては音を当ててみたいなって気持ちになりました。今までのシリーズも今回のCDもぜひ原作と合わせて聴いていただきて、次でお会いできたらなと思います。
  • シリーズ作品インタビュー
  • みだらな猫は爪を隠す
  • みだらな猫は甘く啼く
  • 「みだらな猫は吐息にとろける」ジャケット
    • みだらな猫は吐息にとろける
    • 2022.10.12 release
    • CRWS-0074 / ¥3,850(税抜¥3,500)
      • 嶋二
      • 斉藤壮馬 中島ヨシキ