CROWN WORKS
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『インディゴの気分』
メインキャストインタビュー
 
インタビュー
1
木島理生 役 新垣さん
2
城戸士郎 役 松田さん
3 4
蒲生田郁夫 役 石野さん
5
久住春彦 役 古川さん
 
--収録のご感想
 
お話をいただいて本を読ませていただいたら、僕は非常にこの蒲生田先生にシンパシーを感じましてね(笑)
自分にも同じようなところがあって、僕も自分の舞台の脚本を自分で書いているし、周りに漫画家さんやイラストレーターさん、小説家さんとか作家活動している人がたくさんいるので、なんとなくそういう苦労や生き様みたいなものもわかるし。
こういう屈折していると思われがちな業界で、例えばエロを文学にまで高める人ってすごく魅力的じゃないですか。
(CDに収録の)フリートークで自分の解釈を喋らせてもらっちゃいましたけど、絶対にこの人は生い立ち、しかも自分の代の前の前から繋いでいる因縁みたいなものを抱えている人だよな、絶対この人は優しい、と思って、魅力的な人だと感じたから(蒲生田役を)お受けしました。
木島くんとの会話、城戸くんとの会話の中で、やっぱりそうだったなと思えるところがあって、大変楽しくやらせていただきました。
 
--蒲生田郁夫を演じてみてのご感想、弟子の木島理生について思うこと
 
最初は面白半分というか、余生少ない年寄りの暇潰しでちょっと揶揄ってやろうかくらいで始めたことが、自分の想像を超えたリアクションで返ってくるわけじゃないですか。
そこを面白がっちゃうところが、気持ちの若い人だなと思って、それも魅力の一つだと思うわけです。
普通だったら「馬鹿かお前は!」「それでも男の弟子なんて取らないから帰れ」って言うのに、面白がって「明日からまた来い」でしょ(笑)
こういう人は付き合ったら絶対面白いんだよね。
僕はなかなかそこまでのところには行ききれない人生を歩んできたので、リアルな自分ができなかったところをやらせていただいたような心持ちになりました。
(理生は)最初はおもちゃみたいな扱いなんだけど、それでも暫く置いているうちにだんだん情が移ってくるんだよね。
もう途中から後ろの方は親子のような気持ち。
奥さんには三行半突きつけられて、本当の子供も見切りつけてよそに行っちゃったんだけど(笑)
勉強になるという理由であれなんであれ、ちゃんと自分の本質と向き合ってくれるわけでしょ、作家として、人として、ある意味では父親として。
そんな若い奴が側にいたら可愛いに決まってるんだよね。
晩節の年寄りだから。
やっているうちにだんだん(理生が)愛おしくなってきて、話が進むにつれ自分に子供ができたような気持ちになっていって面白かったです。
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インディゴの気分
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