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『インディゴの気分』
メインキャストインタビュー
 
インタビュー
1
木島理生 役 新垣さん
2
城戸士郎 役 松田さん
3 4
蒲生田郁夫 役 石野さん
5
久住春彦 役 古川さん
 
--収録のご感想
 
『インディゴの気分』は『ポルノグラファー』の木島と久住よりも過去の話だったので、おまけ的な部分での参加になりましたが、『ポルノグラファー』のその後のお話が演じられてとても嬉しかったです。
『ポルノグラファー』のラストの後にどんな会話をしていたのだろうとぼんやり想像していたものが、実際に読んで、声に出してみると二人とも結構いい関係でやっているんだなと思えて安心しました。
(補遺は)コメディの部分も多くて、『インディゴの気分』では久住くんが知らない色々なことがあったものの、この作品の中での清涼剤のような役割になっているのかなと思います。
とても楽しく収録させていただきました。
 
--再び久住春彦を演じてみてのご感想
 
『ポルノグラファー』で出会った時の木島さんとのいざこざがある程度なくなった後のお話だったので、木島さんへのもやもやや葛藤がなく、すごくフラットな状態で入れたのがとても面白かったです。
過去の話をいただいた資料で全部知ったので、ここでまた新しいもやもやが出てきてしまったのですが(笑)
久住くんも過去のことは気になるだろうけれど、もし知っちゃったら受け入れるのにしばらく時間が掛かるよね、相変わらず苦労する人だね、と思いながら演じていました。
 
--恋人や大事な人の過去は知りたい方ですか? もし過去の秘密を知ってしまったら気にしますか?
 
過去の内容によると思います。
例えば「実は、麻薬シンジケートのボスだったんだ」とかだと「ちょっと待て!」となると思うんです(笑)
 
--実は過去に大恋愛をしていたら?
 
その恋愛模様にもよると思いますが、そういう過去があったからこそ、今のその人になったというところは大事に考えて答えを出すんじゃないかと思います。
 
--父親から作家になることを反対された木島。
ご自身が役者になると言った時のご家族の反応は?
 
「声優〜!?」という反応でした。
正直いい顔はしていなかったです。
高校に行っている時に「声優になりたい」とは言わずに「そういう専門学校があるから行きたい」と言ったら「あんた、それで結局何になるつもりなの?」という話になって。
「とりあえずちょっとやってみたい」みたいなことを言ったのに、「どうなるかわからないけど、社会勉強として行っておいで」と専門学校に送り出してくれたし、仕送りもしてくれてました。
なんだかんだあったけど、今はすごく応援してくれているので良かったな、嬉しいなと思っています。
最近は(家族が)鼻高々となっていることもあるので、ちょっと抑えて欲しい時もあります(笑)
でも自慢の家族です。
 
--リスナーさんへのメッセージ
 
お久しぶりです。
久住春彦でございます。
今回の木島さんと城戸さんのお話を聴いてから、もう一度『ポルノグラファー』を読んでいただけると、最初に読んだ頃と比べてまた何か見えてくるものがあるのではないか、CDを買っていただいた方は音声を聴きながら読んでいただくと、もっと深く『インディゴの気分』『ポルノグラファー』の世界に浸れるのではないかと思っております。
久住くんは今回そんなに出番はありませんが、「補遺」で木島さんの家族と仲良くしている描写がほんわかしていて僕はとても好きです。
『インディゴの気分』は木島さんの作家としての人生に関わる重厚なお話ですので、それを読み終わってふっと力が抜けたところで「補遺」をコミックスでも音声でも楽しんでいただけるととても嬉しいなと思います。
何度でも何度でも聴いて下さい。
 
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インディゴの気分
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