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『インディゴの気分』
メインキャストインタビュー
 
インタビュー
1
木島理生 役 新垣さん
2
城戸士郎 役 松田さん
3 4
蒲生田郁夫 役 石野さん
5
久住春彦 役 古川さん
 
--恋人や大事な人の過去は知りたい方ですか? もし過去の秘密を知ってしまったら気にしますか?
 
今と先のことを考えたい方なので、どちらかと言うとどうでもいい。
今、時間と空間を共有して楽しい人だったらそれでいい。
明日のこと、一年後のこと、そういう話ができるんだったら、もう過ぎ去ったことはどうしようもないんだからと僕は思っちゃう。
引きずる人は引きずるんでしょうけど。
極端な話、犯罪でもどうでもいいやって思っちゃう。
償っていなければ「ちゃんと償ってから出直しておいで」って言うかもしれないけど。

松田さん
(笑)

あんまり人の過去を根掘り葉掘り聞くこともしないし、所謂業界の大先生とかはご本人が語らなくても周りからどういう過去を持っているかというのは聞こえてくるから知っていることもあるけど、それ以外はどうでもいいやと思って。
 
--父親から作家になることを反対された木島。
ご自身が役者になると言った時のご家族の反応は?
 
僕は父親と母親の反応が分かれて、父親とは死んでも理解し合えませんでした。
蒲生田先生なんとなくその匂いがあって、こういう匂いを感じる人は理解されない身内がいた気がするんです。
文才もあって教養もあって、遊びを知っているってことは、粋な人じゃないですか。
女だって口説けばみんな靡くかっていったらそんなことはないわけで。
靡いてもいいなと思うだけの色気だとか、立ち居振る舞いがあって、金もあってという人じゃなかったら女性は靡かないでしょ。
そういう意味ではすごく洒脱な人なんですよ。
そんな人がエロの世界にポンと軸を置いてしまうのは、だいたいどこか屈折したところがあるんで、そんなところにシンパシーを感じるんです。
僕の父親は小学校3年生くらいの時に中学校の数学の問題を解かせて喜ぶような人でしたから。
僕は勉強が嫌いだったので、中学の1年と2年の間くらいから友達にギターを教わって、人前で弾き語りを始めたんですよ。
母親はその過程を見ているから、「ああ、そっちに行ったのか」「どうせ言っても聞かないんでしょ」と早めに諦めたんですけど、父親は死ぬまで「大学まで出してやったのに」と言っていました。
でも僕はそういうこともあるくらいにしか思ってなくて、なのであんまり負い目もないし、話すネタになってるからいいやくらいのこととしか思ってない(笑)

松田さん
(笑)
 
--リスナーさんへのメッセージ
 
こういう作品で皆さんが期待するのはまぐわってという部分もあるんでしょうけれど、それはそれで楽しんでいただいて、人と人との心のやり取りも丁寧に描かれているので、その辺もじっくりと聴いていただけたら嬉しいなと思いました。
何回か聴き返すと色んな発見があるんじゃないかなと思うくらいの人間ドラマになっていると思います。
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インディゴの気分
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