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『純愛えろ期』
メインキャストインタビュー
 
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市ノ瀬恒 役 阿部さん
岸竜平 役 樋口さん
児島充 役 山中さん
花江太郎 役 興津さん
小川聡史 役 福島さん
谷原瑛生 役 武内さん
 
--収録のご感想
 
阿部さん
出演した皆さんも同じ印象を抱かれていると思うんですが、なかなか方言が難しくて、噛まないようにするのは当然で、+感情も込めつつ、+イントネーションも気をつけて読むという、集中力を使う収録だったのかなと思います。


樋口さん
前半はがっちがちに緊張しました。
イントネーションもそうなんですが、その地方特有の雰囲気を出すにはどうすればいいのかというのを色々考えて、ガイド音声 ※1を聴いてチェックはしたんですが、これは当日ネイティブな方に聞かなきゃ無理だなと。
実際に聞いたら、暖かい言語なんだというのがわかって、それがわかるとすごく芝居がやりやすくなりました。
僕は元々方言、特に西の方の方言が好きで、だから今回の作品はすごく楽しんでやれました。
そんな中で自分は上手く表現できたかというのが一番の課題だったんですが、僕的には及第点なんじゃないかなと。
そこを評価するのは聴いて下さる皆さんなので、楽しんでいただけると幸いです。

※1 各出演者の方言練習用に、事前に徳島出身者が収録に使う台本を読んだもの

山中さん
埼玉出身なので方言に馴染みがなくて、今まで仕事でやったこともなかったので、結構時間を掛けてリハをしたつもりなんですが、マイクの前で自信満々という風にもできず、今大丈夫だったかな? と不安なところもありました。
そしてシーンが終わった後で、自分でもあそこはダメだったんじゃないか、という手ごたえすらわからない感じが新鮮でした。
でも初めて方言に触れさせていただいたので、この機会にネットとかで色々方言を調べてみたら、本当に地方によって違いました。
阿波弁は大阪人からしたら京都の人よりも阿波の人の方が自分達の言葉に近い印象だという話も聞いたので、原作を大阪の友達に読んでもらったんですが、ガイド音声の阿波弁とではやっぱり全然違うんですよ。

樋口さん
ね〜。
違うんですよね。

山中さん
びっくりしたけど勉強になりましたね。


興津さん
収録が終わっての感想。
無事に終わって良かった。

一同:
(笑)

阿部さん
本当だよね。

興津さん
それに尽きます。
時間差で収録だったので、スタートから1時間遅れて入ったんですが、スタジオの扉を開けた時の皆さんの笑顔が忘れられない。
この一体感、昂揚感、堪らない。
よし頑張るぞ、と思ってやりました。
そしてやり切りました。


福島さん
僕は愛媛出身なので、徳島という同じ四国の県がピックアップされて、収録前からすごく嬉しかったんです。
同じエリアだからたぶん方言も行けるなと思ってたんですけど、蓋を開けてみたら難しくて、結構違うところもあって大変でした。
ですが、賑やかし役ということで色々と遊ばせてもらいまして。

樋口さん
ちょー面白かったです。

福島さん
とても楽しい収録になりました。
ありがとうございました。


武内さん
方言のある作品をやらせていただく機会は時々あったのですが、今回はガイド音声があり、徳島弁を話せる方を脇にキャスティングしていただき、そして原作の先生も方言が話せるという、ここまで盤石な体制を取っている作品はそうあるものじゃないなと思いました。
僕は東京出身で方言、お国言葉というものを知らずに育っていますので、多少の不安はありましたが、むしろそういった言葉で喋れる機会に恵まれたことがとても嬉しく、楽しみに今日を迎えさせていただきました。
そして収録に当たり……。

福島さん
お〜い、どうしたんだよ? 感動して泣きたくなったの?

武内さん
僕も興津君と同じで、時間差で現場に入ったんですが、興津君の「すごいですよ」という一言を今でも忘れることができません(苦笑)

興津さん
僕は阿部さんに言われました。

福島さん
僕も言われたかな。
 
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