『ギヴン-given-』キャストインタビュー
斉藤壮馬さん(佐藤真冬役)古川 慎さん(上ノ山立夏役)内匠靖明さん(中山春樹役)
日野 聡さん(梶 秋彦役)


後列左から 板谷役 榎木淳弥さん、植木役 八代 拓さん、玄純役 濱野大輝さん、柊役 増田俊樹さん
中列左から 上ノ山弥生役 矢作紗友里さん、笠井役 本多真梨子さん、和果役 大地 葉さん
前列左から 梶 秋彦役 日野 聡さん、上ノ山立夏役 古川 慎さん、佐藤真冬役 斉藤壮馬さん、中山春樹役 内匠靖明さん


斉藤壮馬さん(佐藤真冬役)古川 慎さん(上ノ山立夏役)内匠靖明さん(中山春樹役)

――収録のご感想をお願いします。

内匠さん:いっぱい喋ったね(笑)
古川さん:最初がそれか(笑)
斉藤さん:真冬くんはトップクレジットなのにこんなに喋らなくていいのかと。だいたい一人、すごく喋るキャラがいて、
そのキャラの視点で物語が進むじゃないですか。
内匠さん:確かに。
斉藤さん:それが完全に上ノ山なんですよね。
古川さん:そうですね。
斉藤さん:真冬くんはね、色々なものを抱えているなっていうのは今回示唆されていましたけど、
まだ具体的な形として見えてこないから、やっていて難しかったです。
内匠さん:謎がまだまだいっぱいあるからね。演じる上でも、ちょっとこれどうなるの? っていう部分がね。
斉藤さん:しかも、「歌声がきれいでハスキーな声」って書いてあるから、先生何をしてくれてるんだと。
古川さん:(爆笑)
内匠さん:でも普段の喋りと歌声って、結構違うものだから大丈夫だよ(笑)
斉藤さん:この作品がご好評いただいたら2巻は絶対歌いたいです(笑)
古川さん内匠さん:(笑)
内匠さん:そこはやっぱり歌わないとね。
古川さん:うん。
斉藤さん:僕自身も昔バンドをやっていたので、懐かしかったです。ギターは最初に色々覚えていくのが、
辛くもあり楽しくもありみたいな感じなので。
内匠さん:ギターをやってたの?
斉藤さん:ギターボーカルやっていました。
古川さん:へ~、かっこいい。
斉藤さん:なのですごく懐かしいな、なんて思いながら。しかも羨ましいじゃないですか、非常階段でだべって寝転んだり、
やきそばパンで交渉できたり。いいな、僕もこんな高校生活送りたかったなって。
古川さん:(遠い目)
内匠さん:ちょっと、古川くん。感慨深すぎる。
古川さん:だって憧れだったじゃないですか。小学生、中学生の頃にアニメとかで、屋上でご飯食べたり、
やきそばパンの取り合いとかがあって。いざ自分が高校に上がってみたら「屋上は入れません」。なんだこれ!?
斉藤さん:屋上上がる為に声優になったんだから、僕は。
古川さん内匠さん:(笑)
内匠さん:演じることはできる。
古川さん:確かにね。
内匠さん:階段で寝たりとか、なかなかないよね。
古川さん:ない。だからそういうシーンがあると「俺、経験ないけど大丈夫なの?」って思う。
内匠さん:そこは想像力で(笑)。役者だからね。
斉藤さん:ムダに悲しい影が芝居に出てしまう(笑)
内匠さん:(笑)
斉藤さん:「いいな……」みたいな感じになっちゃう。
内匠さん:「俺はこんなことやったことないんだ……」って。
斉藤さん:そう。キャラの感情じゃなくて、斉藤壮馬の感情が出ちゃう(笑)
古川さん:(笑)
内匠さん:途中キャラじゃなくて斉藤壮馬と古川慎でやってたんだ(笑)
古川さん:ちょっとね、混じってたところがあるかもしれない。
斉藤さん:「俺も屋上でウトウトしたいな」みたいなね。
古川さん:だって憧れません?
内匠さん:憧れるけど、割と机の上で突っ伏して寝てたから。
古川さん:ああ(納得)
内匠さん:授業中寝てた?
古川さん:寝てた。
内匠さん:(笑)
古川さん:いいじゃん別に。
斉藤さん:自分も同じことしてたのにね。
内匠さん:やっぱりねって。でもああいう所で寝るのはなかなか勇気がいるよね。
斉藤さん:うん。
内匠さん:ああいうシーンを見ると、自分を持っているなって思う。
斉藤さん:僕らはすぐ、周りの目を気にしちゃうからね。
古川さん:キョロ充だからね。
斉藤さん:(笑)
古川さん:リア充になれない。
斉藤さん:座組的にも歳が近い方も多くて、収録はリアルな感じというかナチュラルな感じで、みんな楽しかったと思います。

――演じたキャラクターのご感想をお願いします。

斉藤さん:内匠さんが事前に会った時に、とても思いつめた顔をしていて。
古川さん:どうしたんですか?
内匠さん:今回春樹を演じる上で、少し迷っていたところがあって。なかなか掴みどころがなくて、
すごく可愛いところもあれば男らしい面もあったり、大人な雰囲気を醸し出したと思ったら子供っぽかったりして、
それがすごく魅力的で面白いキャラクターだなと思ったんですね。だからこそさてどうやって演じたものかと悩みましたね。
一番年上でリーダーでもあるので、日野さん演じる梶くんとのバランスを考えてて。梶くんは年下だけど、
ものすごく年上な雰囲気を持っているキャラクターですし。
古川さん:落ち着いてた。
内匠さん:なのでその年齢感を自分はどうやって出したらいいかなっていうのを、色々昨日まで。
古川さん:(笑)
斉藤さん:マイク前に行くまで。
内匠さん:そうだね。昨日もそうだし、今日もずっと漫画を見ながらどういうトーンで行こうかなとか。
原作の先生も見ている中でドキドキしながら。掴みどころのない感じは出せたなと思っているんだけど。
古川さん:声優の鑑だな。
内匠さん:でも(真冬と立夏の)二人の関係がバチっと嵌っていたから、聴いた瞬間にじゃあもうそこに乗っかればいいかなと思ったよ。
斉藤さん:この4人のバランスがすごく面白いですよね。組み合わさった時に1つのチームとして
こういう感じになるんだっていうのが楽しかった。
内匠さん:キャラクターに対してはどう?
古川さん:やっぱりギター※1に対する情熱が。
斉藤さん:(笑)
古川さん:なんで笑ってるんだよ。
斉藤さん:ギター※1ね。
内匠さん:ギター※2じゃないからね。
古川さん:ギター※1。そうなんですよ。収録前にディレクションがありまして、ギター※2じゃなくてギター※1なんですよ、若いから。

※1 平板(音の高低がない)の言い方
※2 アクセント辞典やアナウンサーが使っているような正しいアクセント


内匠さん:若いからね。
古川さん:若いから。それで何回も躓いた話は置いといて。
内匠さん:でも最後まで躓いたよね(笑)
斉藤さん:(笑)
古川さん:最後の最後までね。本当にすいませんでした。
内匠さん:芝居はばっちりだったけどね。
古川さん:いやいや。上ノ山はギターに対する情熱はいっぱい持っているし、音楽に対する向き合い方はメンバーの中で
一番深くしなきゃいけないなって、そういう部分をしっかりと作ったんですけれども。そんな中色んな出会いがあって、色んな出来事があって、
心動かされていくということでね。この先どうなるんだろう。
内匠さん:そうなんだよね。
斉藤さん:自分の気持ちを自覚して、嫉妬して終わっちゃうからね。
古川さん:一番もやもやするところで。
内匠さん:そこで終わる!? っていう。
古川さん:そうなんですよ。だから今すごく気持ち悪い(笑)
斉藤さん:早く! 次! って。
古川さん:演じた感想としては、本当に早く次がやりたい。
内匠さん:壮馬くんは?
斉藤さん:掴みどころのないキャラは役者としても掴みどころがないと言うか、取っ掛かって組み立てていく材料が
少なかったりするので、最初は「そんなに可愛くしなくてもいいです」みたいなディレクションをいただいていたんですね。
内匠さん:ああ。
斉藤さん:その辺りのバランスがどうかなと思っていたんですけど、古川さんのモノローグの抜き感がすごく好きで。
内匠さん:わかる。
斉藤さん:滑舌めっちゃいいんですよ。
内匠さん:(笑)
斉藤さん:すごいなって。
古川さん:そう思うでしょ? めっちゃ甘噛みしてるからね。
斉藤さん内匠さん:(笑)
内匠さん:いやいや、それがいい具合に出てるんだって。
斉藤さん:甘噛みしたのは否定しないんだ。
内匠さん:(笑)
斉藤さん:なので上っちのモノローグを踏まえて、後はキャラを出すという芝居ができたかなと思うので、一緒にやれて良かったです。
古川さん:やっていても関係性が最初と最後で全然違いましたもんね。最後は気持ちよく会話のキャッチボールができる。
意思疎通がちゃんと出来てるみたいな。
斉藤さん:最近古川さんと掛け合うキャラは、最初は会話が成立していないよね。
古川さん:してないね。
内匠さん:(笑)
古川さん:だいたい僕がうるさく言って。
斉藤さん:僕は全部相手に飛んでないみたいな感じになって、前に落ちてる。だから本当に、色んな人にパスを出していただいて、
引っ張っていただいて、真冬くんを演じられたなと思います。
内匠さん:ちなみにバンド経験はあるの? さっき壮馬くんはやってたって。
古川さん:あります。僕はボーカルやってて。
内匠さん:結構やってたの?
古川さん:いえ。高校生って文化祭でやるじゃないですか。そういう時にドラムやってる友達が「やろうぜ」って(笑)
斉藤さん:リア充じゃん。
内匠さん:いやいや壮馬くんもギター&ボーカルやってたでしょ!
斉藤さん:僕は学園祭とかは「いや、そういうのいいんで」って。
内匠さん:それ自分のせいじゃん(笑)。自分で断ってんじゃん(笑)
斉藤さん:「僕は屋上で奏でているんで大丈夫です」。
内匠さん:それはそれでリア充っぽい気はする。
古川さん:気持ちはわかる。高二病だよね。
内匠さん:中二であり高二、みたいな。
斉藤さん:最低な高校生でしたよ(笑)
古川さん内匠さん:(笑)
内匠さん:オリジナルもやってたの?
古川さん:全然。ラルクとかBUMP OF CHICKENとか、そこら辺のコピーね。
内匠さん:そこは一緒だわ。
斉藤さん:内匠さんも?
内匠さん:いや、世代がね。でも一応俺も文化祭のみでボーカルだったんですけど。
古川さん:なにやったんですか?
内匠さん:ラルクとかB’zとか。
斉藤さん古川さん:B’z!?
内匠さん:そう。
古川さん:なにやったんですか?
内匠さん:「juice」とか。
斉藤さん:え~すごい。
古川さん:マジか。
内匠さん:ただね~、バンド名がね~「ほくろの拳」っていう…。
斉藤さん古川さん:(苦笑)
古川さん:やっちゃった~。
内匠さん:若さ故の過ちです、はい。俺が推したわけじゃないよ。誘われた時にはそうなってたの。
斉藤さん:でもちょっと面白いなと思ったんでしょ、当時は。
内匠さん:うん、思った(笑)。ちなみに最初の年は「ほくろの拳」で、2年目は「ほくろの拳2」っていう名前。
斉藤さん古川さん:(笑)
古川さん:グループでしょ? 演目じゃないんでしょ?
内匠さん:バンド名。
斉藤さん:すごいな。
内匠さん:1年経っても反省しなかったね。
斉藤さん:より増長しちゃったみたいな。
古川さん:「今年もあいつらが来るんだぜ、ほくろの拳」って。
内匠さん:しかも名前を変えるどころか「2」になったからね。
斉藤さん:「今年もやりますか、ほくろ」みたいなね。

――リスナーさんへのメッセージをお願いします。

斉藤さん:人気作品のドラマCD化に携わらせていただく時はいつも緊張します。バンド、音を題材にした作品ということで、
どんな風に効果音やBGMが入ってくるのかは、僕らも収録時にはわからない状態ですので、
出来上がったら発売を待って下さっている皆さんと一緒に『ギヴン』ドラマCDの世界を楽しめたらいいなと思っております。

古川さん:上ノ山というロックに、バンドに純粋な青年をやらせていただくことになりました。
ドラマCDは、本当に皆さんが丁寧に作り込んだ作品になっております。今後どうなっていくのかは僕らもまだわかっていないのですが、
ひょっとしたら色んな広がりがあって、曲とかもちゃんと聴けるようになるかもしれない、そんな期待を込めて収録に臨みました。
ぜひ聴いていただいて、もっともっと『ギヴン』の世界を好きになっていただけたら嬉しいです。

内匠さん:CD発売を待っているのは皆さんだけじゃない、僕らもなんです、ということをまず言いたい。
そして古川くんが(立夏が)小っちゃい頃の声も演じているので、そこがかなりの聴きどころになっています。
古川さん:(笑)
斉藤さん:一言しかないですからね。
内匠さん:ここをやった瞬間にスタッフ側から原作者さんかな? 可愛いって声が聴こえた。どんな可愛さなのか、
これは聴いた人にしかわからないので、ぜひそんなところも楽しみにしていて下さい。ありがとうございました。




――収録のご感想をお願いします。

日野さん:青春であったり、夢であったり、男同士語り合いながら物語が広がっていく素敵な原作で、
収録も非常に楽しく演じながら進めさせていただきました。

――演じたキャラクターのご感想をお願いします。

日野さん:梶は怖い顔はしていますが、とても心は優しく、天然でモテるという男から見ても魅力溢れるキャラクターですね。

――バンドを組んだことはありますか?

日野さん:バンドを組んだことはありませんが、高校時代の友達が軽音楽部が多かったので、アコギを弾いたりしましたが
すぐにあきらめました(笑)

――リスナーさんへのメッセージをお願いします。

日野さん:CD発売を楽しみに待って下さっている皆様ありがとうございます。今回のドラマCDで原作の持つ魅力を
音声ドラマとしてもお届け出来るようにみんなで頑張って作り上げていきますので、発売までもう少し期待して待ってて下さいね~。


「原作ファンへのメッセージ」は2016年1月30日発売の雑誌「Chéri+ vol.19」(新書館)に掲載!



会社概要 | プライバシーポリシー

© CROWN WORKS All rights reserved.